ある事件で

2000年5月1日の夜、神奈川県横須賀市のオートロックマンションに住む男性が強盗にあい、殺されるという事件がありました。


「...略...県警捜査本部は、犯人が無施錠の部屋を探し、普段から玄関ドアのかぎをかけていなかった吉原さん宅に侵入したとの見方を強めている。


住民からは『オートロックはどうして破られたのか。捜査は今どうなっているのか』との質問が出た。


今野課長は肝心な点については『捜査上のことなので何ともいえない』と詳細を避けたが...略...(毎日新聞2000年6月17日)」


・・・ふつうなら、都会のマンションに住んでいて、ドアのカギをかけないという人はほとんどいないでしょう。


しかし、オートロックであることで、マンション全体が外部から守られているという錯覚を生み、まるで建物全体が自分の家であるかのように感じてしまうことがあるようです。


なぜ犯人が、オートロックマンションの内部に入り込めたかについては、この記事からはわかりません。


オートロックがカギ式かテンキー式か、防犯カメラはipカメラ 販売の物だったのかも不明ですが、住人の知り合い、あるいは前住人の知り合いが侵入した可能性も考えられます。


あるいは、見知らぬ誰かが、ほかの住人が出入りするときを狙って入り込み、建物内部に身を潜めていたのかもしれません。


侵入の手口は別としても、きちんと玄関のカギを閉めていたら、こんな事件は起きなかったにちがいありません。


オートロックという防犯のための機械は、人の防犯意識を鈍らせてしまう側面をもっているようです。