2000年5月1日の夜、神奈川県横須賀市のオートロックマンションに住む男性が強盗にあい、殺されるという事件がありました。


「...略...県警捜査本部は、犯人が無施錠の部屋を探し、普段から玄関ドアのかぎをかけていなかった吉原さん宅に侵入したとの見方を強めている。


住民からは『オートロックはどうして破られたのか。捜査は今どうなっているのか』との質問が出た。


今野課長は肝心な点については『捜査上のことなので何ともいえない』と詳細を避けたが...略...(毎日新聞2000年6月17日)」


・・・ふつうなら、都会のマンションに住んでいて、ドアのカギをかけないという人はほとんどいないでしょう。


しかし、オートロックであることで、マンション全体が外部から守られているという錯覚を生み、まるで建物全体が自分の家であるかのように感じてしまうことがあるようです。


なぜ犯人が、オートロックマンションの内部に入り込めたかについては、この記事からはわかりません。


オートロックがカギ式かテンキー式か、防犯カメラは防犯カメラ の物だったのかも不明ですが、住人の知り合い、あるいは前住人の知り合いが侵入した可能性も考えられます。


あるいは、見知らぬ誰かが、ほかの住人が出入りするときを狙って入り込み、建物内部に身を潜めていたのかもしれません。


侵入の手口は別としても、きちんと玄関のカギを閉めていたら、こんな事件は起きなかったにちがいありません。


オートロックという防犯のための機械は、人の防犯意識を鈍らせてしまう側面をもっているようです。

ipカメラ メーカー付きのオートロックマンションでありながら、非常階段にはドアやカギなど出入りをさえぎるものがまったく貧弱なところもあります。


カギがあっても、ふだんはカギがかかっていないという非常階段もかなりあるようです。


これでは、オートロックはまったくの有名無実です。


しかし、非常階段は"非常時"のためにあるわけですから、いざというときに、非常階段にカギがかかっていて出られないというのでは、なんのための非常階段なのかわかりません。


火災や地震などの災害を考えた場合、建物全体の戸締まりがあまりに堅固だと、かえって住人を危険にさらしてしまいます。


防犯対策、防災対策の整ったマンションなら、階段から外に出る出入り口には、内側からしか開かないドアが付いているはずです。


これなら、災害時に住人が逃げ遅れることもありませんし、犯罪者に侵入されることもないでしょう。


非常階段がどんな構造になっているか、どう管理されているかは、入居前にかならず確認しなくてはならないポイントです。


オートロックのあるマンションは、「建物に入れるのは住人だけだから安全だ」という、間違った安心感を与えてしまうようです。


だから、ついうっかり戸締まりを忘れてしまうということも起こりやすくなります。

たとえば、暗証番号が4桁ならば、考えられる組み合わせはわずか24通り。


それらの数字を適当な順番で押していけば、いずれ正確な番号にいきあたるはずです。


こう考えてみると、暗証番号で開けるタイプは、いちいちカギを取り出す必要がないので楽といえば楽なのですが、防犯性はカギのほうが高いといえます。


防犯カメラ 付きのオートロックマンションとはいえ・・・


入り口を突破して、一度マンション内に入ってしまえば、安全性のレベルはふつうのマンションと同じです。


いや、侵入犯にとっては、むしろオートロックマンションのほうが仕事がしやすいかもしれません。


むやみに人が入ってくることがないので、不審な行動をとがめられる可能性が低いからです。


オートロックマンションには、もう一つ大きな落とし穴があります。


それは非常階段です。


マンションには、内部階段やエレベーター以外に、災害などの緊急時用の非常階段があるはずです。


マンションによっては、この非常階段がゴミ捨て場に通じていたりします。


都心部の事務所・住居併用のマンションでは、語学教室や営業所が入居するケースもあります。


いくらipカメラ メーカーが付いていても、不特定多数の人がマンションに入り込みますから、住人は、誰が入ろうとも気にしなくなります。


もっと簡単な方法もあります。


適当に部屋番号を押して「宅配便です。お届け物をお持ちしました」などと告げ、住人に開けさせてしまえばいいのです。


オートロックマンションでは、住人が玄関ロビーのドアを開ける方法は、自分の部屋と共通のカギを使うカギ式と、暗証番号を押すテンキー式のいずれかがほとんどです。


マンションの住人のなかには、誰かに自分の部屋の合カギを渡したり、テンキーの暗証番号を教えたりする人もいます。


合カギの場合は親しい人にかぎられると思いますが、暗証番号は、よく利用する宅配便や出前などの業者にも教えてしまう人もいます。


また、前の住人が暗証番号を人に教えていたりすれば、実際のところ、どれだけの人が知っているか見当もつきません。


それに、古いマンションともなると、暗証番号の番号の部分だけ、キーの文字がすり減っています。

ここ数年で、防犯カメラ とオートロックを採用するマンションはぐんと増えています。


社団法人日本防犯設備協会がおこなった「平成8年度防犯設備のニーズに関するアンケート・調査報告書」によると・・・


首都圏を中心とした500軒の分譲マンションのうち、オートロックを設置しているのは56パーセントにものぼります。


これだけ増えてくると、セールスマンも、オートロックのマンションだからといって避けてはいられません。


オートロックを突破するのはごく簡単です。


住人が入ったあとを追って、自動ドアが開いているうちに中に入ってしまえばいいのです。


近所付き合いが希薄なマンションだと、ほかの住人の顔なんてほとんど知らないということが多いでしょう。


自分のあとに誰が入ってこようと知ったことではありません。


近所付き合いがあれば、「知らない顔」だといぶかしく思うでしょうが・・・


もともと「知らない顔」ばかりですから、不審者が見とがめられることなどほとんどありません。


最近、池袋のマンションに住む女性(28歳)から、ある防犯サイトにこんな相談が寄せられました。


「これまで2階建てアパートに住んでいましたが、契約更新を機にipカメラ メーカー付きのオートロック式のマンションに引っ越しました。


家賃は高くなりましたが、これならしつこい訪問販売や勧誘も来ないだろうし、空き巣や痴漢にあうこともないだろうと、すこし無理をして引っ越したのです。


ところが、実際に住んでみると、訪問販売もやって来ますし、新聞や宗教の勧誘も来ます。


アパートに住んでいたときとたいして変わりありません。


同じマンションで空き巣などの被害があったという話はまだ聞いていませんが、このぶんだとあっても不思議はない気がします。


池袋という場所柄、いろいろな人がいますから、できるだけ安全なマンションにと思っていたのですが、こんなことなら、わざわざ高いお金を払ってオートロックマンションに住むまでもなかったという気がします。」


・・・彼女のように、オートロックなら防犯性が高い、外部の人が入れないと勘ちがいしている人は多いようです。


たくさんモノが置かれたベランダも、空き巣が狙う可能性が高いといえます。


玄関側の通路とちがい、ほかの住人の迷惑にもならないので、ベランダに大きめのものを置きっぱなしにしてしまうことがあります。


壊れた電化製品や家具などをいつか処分しようと思いつつ放置していたり、スキー板やサーフボードなどのかさばるスポーツ用具の置き場にしている人もいます。


これは侵入犯に絶好の隠れ場所を与えているようなものです。


防犯カメラ がないのならさらに狙われやすいですね。


ベランダに侵入しても物陰に隠れてしまえば、外からの視線をさえぎれます。


玄関付近、ベランダまわりには、何も置かないのがベストです。


その気さえあればオートロックはフリーパスマンションの玄関ロビーのドアにカギがかかり、住人以外の人間が自由に出入りできないようになっているマンションが増えてきました。


いわゆる「オートロック」を採用したマンションです。


セキュリティ(安全性)の高さが売り物で、そこに住む人も「オートロックだから安全」と思っていることが多いようです。


しかし、オートロックマンションに見知らぬ人が入ってこないというのは間違いなのです。


今日からブログをはじめます!


このブログでは、防犯に関するさまざまな基礎知識・・・


そして最新のipカメラ メーカーなど、防犯グッズを紹介していきたいと思っています。


どうぞよろしくお願い致します。


さて、空き巣などに狙われやすい家とはどんな家でしょうか?


人通りのほとんどないアパートやマンションだったら、1階はやはり危険なものです。


室内を物色中に見つかったときの逃げ道を考えると、2階以上だと袋のねずみですが、1階なら窓やベランダから簡単に脱出することができるのです。


アパートやマンションなどで、玄関側の通路に、何日も前に使った傘が立てかけてあったり、古新聞が積まれていたり、ガラクタが置きっぱなしになっている部屋があります。


本人にしてみれば、どうせ盗られるようなものでもないから問題がないと思っているのでしょうが・・・


防犯面からいってあまり感心できることではありません。


それだけ身のまわりのことにだらしないという印象を与えて、何か盗まれてもしばらく気づかなかったり、部屋の中には貴重品が無造作に置かれていたりするのでは、と思わせるのです。